◆ 注目Q&A(1) 慢性痛って早くは治らない！？ ◆ 注目Q&A(2) 鍼灸治療を途中で中止する事はデメリットなの！？高野の鍼灸Q＆A
私は長野式を含めて色々と学んできました。
どの流派も最終的には患者様の健康を維持させたり、
取り戻したり、
病気を予防させる事を目的としております。
流派により理論が違うとしても、
その理論はコンピュータのアプリと同じような概念でしかないと私は考えています。
例えば一台のパソコンでいろいろなアプリを使用して結果を紙に印刷するとしたような場合、
アプリは別々なのにプリンターから出てくる紙の印刷の仕方や、
紙の出てきかたも全く同じです。
体が変化することによって起こる結果（＝健康）はプリンタの紙の出てきかたと同じようなものなのです。
要するに、
様々な流派の理論というアプリケーションは、
実際のハード（人体）を操作するための単なるプログラムでしかないのです。
しかも数千年もかけて作られた壮大なプログラムなのです。
そしてそのプログラムはいまだに修正・追加され続けているのではないかと！？
考えられます。
ですから「気」などの概念もプログラムの一部と考えても良いのではないかと思います。
ということは、
「気」はプログラム（アプリケーション）なのですからわざわざその存在を探す必要はないのかもしれません？
ただ、
将来科学がますます発展して、
本当に「気」の存在が明らかになれば快挙なのかもしれませんが・・・。
でも実際には昔はホルモンや自律神経等々がわからなかったので実際の現象から「気」の概念を仮説として導き出したのでないかと私は考えています。
人間に治療が作用するときには、
たとえ様々な流派の存在するアプリとしての東洋医学であっても、
現在の科学（生理学や生化学等）としての作用の仕方に変換されて、
実際の人体を操作し健康になるという結果が出るのです。
従いまして人間を健康にさせるとう意味においては流派ばかりか、
東洋医学、
現代医学の区別すら関係ないのです。
そういう意味においては、
現代医学も、
東洋医学やその流派も、
結局は人体に何らかの作用を起こさせることで健康を取り戻させるわけですから、
理論は違えどやっていることは最終的に同じということになるのではないかと私は非科学的に想像しています。
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