高野の鍼灸Q&A
「病は気から」という言葉がありますように、
病気を治すには積極的な姿勢が必要な時もあります。
「今日は鍼灸治療をしたので元気になるだろう!!」と積極的に考えることで「ストレス」が少し緩和します。
この部分は暗示かもしれませんが、
暗示を言い換えると自律神経の副交感神経が優位になり全身の血管が拡張することで患部の血行もよくなり、
また筋の緊張も緩和するということも言えます。
暗示的なものでも実際には体内の神経伝達物質の量などが変化するなどの物質的変化は必ず起こっているのです。
例えば「嫌いな人が、
前を歩いているところを見つけただけ」でも「うわーイヤだなぁ~」と思うだけで「アドレナリンの量」が急激に増えるわけです。
そして心臓がドキドキするのです。
このようなストレスによるアドレナリン急増をマイナスの暗示効果とでも仮に言っておきましょうか・・・。
ここからが味噌なのですが、
物事を肯定的に捉えることで起こる体の物質的変化(ここではプラスの暗示効果と言っておきます)を意識的に起こさせ続けることで血行を良くして体の緊張がちょっとだけとれた状態にさせておくことで、
鍼灸治療により患部や遠隔部につけられた針の刺し傷や灸の軽いやけどを修復させるスピードが上がりやすくなるのではないかと考えられるのです。
組織が修復するには血行を良くして修復に必要な材料を運び込まなければなりません。
ということは針を刺して細胞を傷つけるだけでも組織を修復させるための血行改善(副交感神経が優位になり血管が拡張する)が行われますが、
これに加えて、
プラスの暗示効果を加味すれば修復は加速されると思われます。
これこそ「病は気から」の具現化ではないかと考えています。
そのほかにも様々な効果がありますが、
長くなりすぎますのでこのQ&Aではこの程度にとどめておきたいと存じます。
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