◆ 注目Q&A(1) 慢性痛って早くは治らない！？ ◆ 注目Q&A(2) 鍼灸治療を途中で中止する事はデメリットなの！？高野の鍼灸Q＆A
院期間は、
病気の症状や期間、
さらに個人差などで違います。
できるだけ短期間の治療ですむように努めるのは当然でありまた理想ですが、
特に症状が慢性化しているような場合にはどうしても治療の期間が長引くこともございます。
最初の問診の時や、
治療の最中に生活改善が必要な事柄をキャッチした時にはすかさず私の持てる力を全力で出し切りっての指導をさせていただきます。
そして、
病的な状態から脱し運動などが必要な場合はその指導も致します。
普通このような指導はどの鍼灸院でもなされているのではないかと思われます。
急性の症状では、
ほとんど場合長く通う必要はございません。
また、
ストレッチなどで治るような症状の場合は、
まだ病気ではない、
もしくは、
ごくごく病気の初期症状とも考えられますので、
そもそも鍼灸治療をする必要がないのかもしれません。
というと言い過ぎですが、
本当は治療した方がいいのですが費用が厳しければしないでもいいのかもしれませんという意味です。
そうすれば１回分の費用もかからないのではないかと存じます。
鍼灸治療はそもそも病気にさせないようにすることが基本原則です。
これを未病治（病気予防の意味）といいます。
予防的鍼灸を行った後は、
普通に生活を送っていただけば良いのです。
バランスのとれた食事に適度な運動・・・。
なお、
ストレッチや軽い運動の仕方を教えてほしいという時はお気軽にお申し出ください。
ぜひご理解していただきたいことがございます。
それは、
未病段階にある時の鍼灸治療と、
病的な症状に対する鍼灸治療、
それに病気が治った後の鍼灸治療は分けて考える必要があるということです。
病気の前や、
治った後はご質問のようなキャッチフレーズによる方法のみでも良いのかもしれませんが、
病的な症状が慢性的に経過している場合は、
自分でストレッチなどをしても到底良くならないばかりか悪化する事もございます。
慢性的で症状がこじれている場合には、
どうしても繰り返し繰り返し鍼灸で生体に傷を付けるなどの侵襲刺激の治療を重ねていくことで病的な組織を健康な組織に変えさせるしかないのです。
根気が必要です。
来た道を帰るぐらいの根気が必要なのです。
どうかご理解ください。
こじれた病気はすぐには治りませんし、
ストレッチは治療ではなく健康法ですのでストレッチで対応できる範囲を大きく超えており大抵の場合治りません。
運動をして下さいというよりも、
運動をしないでください。
というような指導が大事な場合も多々あるのです。
何卒ご了承いただければ幸いです。
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